アンビバレントな郷愁の念。要点は、ここにはロマンスがないってこと。みんな同じような服を着て馬鹿騒ぎして、音楽は着メロのためだけ。でも、あいつらも昔からの友達なんだ。平凡で退屈な郊外だけど、ここが俺の愛すべき故郷なんだ。
昨晩酔ってる時には意味があるように思えた馬鹿騒ぎも打ち明け話も、朝になったらもう何の意味もないんだ。しこたま飲んでオールした朝って、街が妙に違って見えませんか?
期待すると失望するのが常。それを知っても期待してしまうのが常。今夜こそは、このバンドこそはいつもと違うんじゃないかって。衝撃のデビューアルバム、最高に熱くて醒めてて挑発的な1曲目。
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