ベラドンナの部屋

アークティック・モンキーズの歌詞を語ります

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Do Me a Favour / Arctic Monkeys【和訳】

泣きながら恋人をフる世界中のクズ男・クズ女に捧ぐ。別れの理由は、好奇心が重荷になったせい。そんな俺の鼻をへし折ってくれ。フった側の目線で綴られる、映画のワンシーンのような失恋ソング。

Fluorescent Adolescent / Arctic Monkeys【和訳】

「ワタシ史上最高」なんて今じゃただの思い出。いい大人になって手に入れたのは、平穏で安定してるけど、タバスコの足りないブラッディ・メアリーみたいな、退屈な日常というブラックホール。刺激的で危なっかしい、蛍光色の青春と引き換えに。

No Buses / Arctic Monkeys【和訳】

待ってると来ない。やっと来て乗り込んでみると、そのすぐ後ろにまた来たり。バスも出会いもそんなもの。恋とはいつも、手に入らないものを欲しがるだけの不毛な群像劇。

The Ultracheese / Arctic Monkeys【和訳】

俺は深く考えてるように見えるかもしれないけど、本当はそんなことないんだ。月に住むロックスターの孤独なんて、超絶に陳腐だよな。ああ、夜明けは重さを増すばかり。

Teddy Picker / Arctic Monkeys【和訳】

一躍有名人になって目の当たりにしたのは、目先の成功や即席の満足感を求める奇妙な人々。まるでテディ・ピッカーでぬいぐるみを欲しがる子供のように。

Despair in the Departure Lounge / Arctic Monkeys【和訳】

出発ラウンジの絶望。俺はバッテリー切れの携帯電話。世界を飛びまわる生活と引換えに失う愛と安らぎ。果たして、成功って何なんだ?